”うちの天然”こと上の娘(小5)は
11歳になった今もサンタさんを信じるピュア・ガールです。
けれど、
高学年になればなるほど
サンタさんの存在を疑うか
もしくはサンタさんの正体を知っている、
という子供が増えてくるもの。
彼女のクラスにも
「サンタさんはお父さんかお母さんやねんで。」
などと言い出すクラスメイトが少なからずいるようです。
そんなクラスメイトに対してうちの天然は
「子供なのにサンタさんとか魔法とかそういう不思議な存在を信じられへんって可哀想じゃない?」
と、どこから目線なのかよく分からないお言葉を発せられます。
とは言うものの
私から何も話さなければいくつになってもサンタさんを信じていそうな上の娘。
いつまでも夜中にプレゼントが届くことを夢見られては困る、
というワケで、我が家では
「うちがサンタさんにプレゼントを頼んでるのは10歳まで。
11歳からはお父さんとお母さんからあげるからね。」
と、いうふうに言い聞かせてきました。
なので彼女がサンタさんからプレゼントをもらえるのは去年まで。
今年からは上の娘の枕元にサンタさんはやってきません。
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さて、クリスマスが近づいたある日のこと。
8歳の下の娘(小3)が
「今年はサンタさんに何を頼もうかな〜♪」
とウキウキ顔で話していると
それを隣で聞いていた上の娘が
「いいな〜、サンタさんからプレゼントもらえて。」
と羨ましがりました。
それを聞いて
「何で?あんたにはお母さんが買ってあげるやん。
欲しいものもらえるんだから一緒でしょ?」
と私が言うと、上の娘は
「えー、サンタさんからもらう方がいいやん。
だって、お母さんが買うと家のお金が減るやろ?
サンタさんは魔法でお金を作れるんやから、高いもの頼んでも平気やん。」
えっ!?
ちょっと耳を疑う私。
サンタさんや魔法を信じる”夢見る少女”のくせに意外と打算的。
ピュアだと思っていた天然娘の中に
一点の曇りを見た、そんな出来事でした。
ま、
何はともあれ・・・
メリー・クリスマス!!